こんにちは!
インスタグラムで暮らしに役立つ情報を発信している、すず(@suzu1985)です。
最近、「友達から楽天ポイント運用が出来ないんだけど教えてー」とLINEが入りました。
楽天証券のポイント投資のことかな?
と思ったら見たことがない画面のスクショ。
調べてみると2018年10月3日から楽天で新しいサービスが始まっていた!
なんとびっくり!!!
証券口座を開かなくても、誰でも簡単にポイントで投資が体験できるサービス!
これはめちゃくちゃ気になるので色々と調べてみました!
どのサイトよりも詳しい完全ガイドをお届けします!
気になる方は要チェック!!!
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楽天証券のポイント投資とは全くの別サービス
楽天証券でポイント投資が出来ることは良く知られていますが、勘違いしてはいけないのは、新サービスの「楽天ポイント運用」は楽天証券とは全くの別サービス。
楽天証券でポイント投資をするには証券会社の手続きが必要になりますが、「楽天ポイント運用」は楽天会員の方であれば申し込み手続き不要、手数料も不要で誰でもすぐに今日から始めることが可能。
楽天PointClub(楽天ポイントクラブ)のアプリをダウンロード
詳しい説明をする前に、先にアプリをダウンロードをした方が分かりやすいと思うので、まずはこちらの楽天PointClubアプリをダウンロードをおすすめします。
もちろんダウンロードは無料です。
▼ダウンロード後に自分の楽天IDに紐づけるとこの画面が出てくるので、「ポイント運用状況」の確認をタップ!
ポイント運用コースを選択(アクティブorバランス)
▼利用規約に同意をしていくと次の画面が現れます。
アクティブ運用か、バランス運用、どちらかのコースを選択してから楽天ポイント(通常ポイント)で運用を開始します。
さて、このコース一体何を基準に上がったり下がったりの値動きをするのでしょうか。
投資初心者の方には全く良く分からないと思うので、簡単に説明します!
このコースの中身は「投資信託」の基準価格に連動して値動きをします。
1つの空箱を想像して下さい。
その箱にプロの投資家がこれから上がると予想する株や国債を集めて組み合わせます。
組み合わせた箱に「〇〇ファンド」として名前を付けて売り出し、投資家に買ってもらいます。
投資家は「〇〇ファンド」を売買して利益を出します。
これが投資信託。
なんとなく分かりましたでしょうか?
つまり、楽天ポイントで投資信託のファンドを間接的に購入する体験が出来るということ!
投資信託を購入するとなると数千本もファンドもあるので、選ぶだけでなかなか大変なのですが、楽天運用ポイントではたった2つのコース(ファンド)から選びます。
なんてお気軽簡単!
さてここで2つのコースを詳しく説明していきます!
アクティブコース
アクティブコースは、日々の動きが大きく積極的な運用を目指すコースです。
楽天投信投資顧問(株)が運用する、日本を含む全世界の株式および投資適格債券に70:30の配分で分散投資する楽天・インデックス・バランス・ファンド(株式重視型)の基準価額の値動 きを原則反映することで、運用ポイント数が増減します。
このファンドは株式70%、債券30%で運用されます。
基本的に株の比率が大きいと日々の値動きは大きくなります。
その分リターン、利益率も大きいので楽天ポイントを増やせる可能性もあります。
ですが、もちろん下がり方も大きいので、もしも相場が不安定な時は、「え?こんなにマイナスになるの?!」っとビックリしてしまう可能性もあります。
バランスコース
バランスコースは、日々の動きが小さく安定的な運用を目指すコースです。
楽天投信投資顧問(株)が運用する、日本を含む全世界の株式および投資適格債券に30:70の配分で分散投資する、楽天・インデックス・バランス・ファンド(債券重視型)の基準価額の値動きを原則反映することで、運用ポイント数が増減します。
こちらのコースはアクティブコースとは逆で、債券の比率が多めの70%になっています。
国債などの債券の比率が大きいと日々の値動きは株式重視型と比べると小さくなります。
その分リターン、利益率は小さくなります。
「投資体験をやってみたいけど、あんまり値上がりや値下がりが激しいのはポイントでもちょっと怖いなぁ~」
という方にはこちらのバランスファンドをオススメします。
もちろんこちらも投資商品になるので、元本は割れることはあります。
なんとなくイメージは掴めたでしょうか?
両方のコースに投資も可能
どちらか選ぶことが出来ない場合は2つのコースに投資が可能。
どちらのコースも最大3万ポイントずつ運用が出来ます。
両方同じ金額を追加してみて、値動きを楽しんでみるのも勉強になるかと思います。
ポイントを追加する
さて、コースが決まったらポイントを追加します。
ポイントは通常ポイントしか利用が出来ないのでご注意!
「現在の利用可能ポイント」にはなぜか期間限定ポイントも反映されてしまいます。
これはいつか改善されるのか分かりませんが、気長に待ちましょう。
100円ごとに追加が可能です。
▼とりあえず私はアクティブコースに1000ポイントを追加してみました。
「一度追加を行ってからキャンセルすることができません」との注意書きが!
0の桁数を間違えないように慎重に慎重に!
(残高多すぎだるから気にしなくていいだろって話は聞こえません)
運用開始日を知る
先ほどの画面の注意書きに下記の内容が出てきました。
営業日14:00までの受付で、翌営業日の基準価額で運用が開始されます。基準価額は、翌営業日22:00以降に確定します。※ポイント数は、運用開始の翌営業日22:00以降に変動します(小数点以下の変動は切り捨て)。
一体何を言っているのか良く分かりませんよね。
「投資信託」は「株式投資」と違い、すぐに買ってすぐに売るということが出来ません。
▼タップすると拡大して見れます。
私は10月27日(土)にポイントを追加しました。
土日は証券会社はお休みですので、土日に申し込みをするのと、月曜の14時までに申し込みするのでは運用開始がどちらも火曜の22時からになります。
私のポイントは10月30日(火)22時から運用が開始されることになります。
わくわく!
投資信託の基準価格は毎日平日の22時に確定します。
ポイント運用状況を確認する
さて、私の運用ポイントはどうなっているでしょうか?
わくわくドキドキ!
▼10月30日の基準価格に連動したポイント運用
1000ポイントだったのに2ポイント減ってる~!!!
投資こわいー!!!
ってなったらダメですよ、本当。
株価は毎日変動します。
上がったり下がったりを繰り返すのですが、この100年間のアメリカのダウ平均株価は上がり下がりを繰り返しながらもずっと右肩上がり。
▼アメリカのダウ平均株価
ダウ平均株価とは
アメリカの優良株30銘柄の平均を表した株価指数。
アメリカの株価を基本にするのは、現在アメリカがNo1の経済大国の為、日本や世界各国の株価はアメリカの株価指数に影響されるからです。
とりあえずNYダウを見ていれば景気が今いいなぁ、悪いなぁというのは一目瞭然。
先ほどの画像からも分かる通り、短期間だとかなりガクッと下がるときもあるのですが、長期的に見ると株価は上がり続けているんです。
▼アメリカの株価が気になる方はこちらをブックマーク入れておくと良いかも
だから、「短期でこの楽天ポイント運用でポイント稼ぐぞ!!!」
という考えで運用したらダメです。
楽天ポイント運用は投資信託の値動きと同じ=投資信託は長期保有が鉄則になります。
(※長期保有=個人の考え方にもよりますが、投資信託の場合は10年以上は寝かせて欲しい。)
「楽天ポイントがもったいなくて使えない!」
「ポイントを貯めてハワイに行くのが夢!」
という今すぐ使う予定のない方には、楽天ポイント運用で寝かして増やすのもいいかなと思います。
▼ちなみに翌日10月31日の基準価格に連動したポイント運用
増えてます。
こんな感じで1日で結構上下が激しいです。
でもやっぱり増えると嬉しいですよね!
増えると銀行の利息よりもめちゃくちゃ大きい!
それでは、まとめに入っていきましょう!
コツコツ派のあなたには
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楽天ポイント運用を利用するメリット
・楽天証券の開設が不要!
(個人情報を入力する必要もなし!マイナンバーの提出もないのは楽!)
・非課税で運用が出来る
楽天証券の特定口座や一般口座で投資信託をポイントで購入して、ファンドを売って利益を引き出す際は現金になって戻ってきます。
その時、運用利益から20.315%の税金が引かれます。
例えば1000ポイントを投資して、将来1200ポイントに増えていたとします。
その場合は1200円-1000円=200円が利益
200円×20.315%=約40円が税金
200円ー40円=160円が利益
200ポイント増えていたのに160円に減ってしまいました。
なんと楽天運用ポイントでは、ポイントを引き出す際にこの税金はかかりません!
(楽天に確認済みです)
ということは1000ポイント運用して、1200ポイントに増えていた場合まるまるっと1200ポイントが受け取れます。
これはすごい!
まるでつみたてNISAの仕組み!
(つみたてNISAについては後日記事を書きますね。詳しくは私のインスタの♯すずの資産運用をご覧くださいませ。)
※楽天証券の「つみたてNISA口座」でポイント投資をする場合は、税金は非課税でかかりません。
※運用ポイントは1ポイントから引き出しが可能、楽天スーパーポイントとして利用が出来ます。
楽天運用ポイントを利用するデメリット
・期間限定ポイントは利用不可。
利用できるのは通常ポイントのみ。
これは楽天証券と同じだから仕方がありません。
・元本割れするリスクがある!
先ほども紹介した通り、もちろん投資商品なので元本割れは必ずします。
1000ポイントが500ポイントの半分に一時的に減る可能性もあります。
(リーマンショックが起きた時はほとんどの投資家の資産が半分になりました。)
ですが、投資信託はきちんとした銘柄を選んで投資をすれば、長期で見れば右肩上がりに利益が出る金融商品です。
楽天ポイント運用のアクティブコースとバランスコースは投資信託の中でも世界分散型で、投資信託の中でもパフォーマンスが良いと言われているようなファンドですので、ポイント運用についてはあまり神経質にならなくても良いでしょう。
※とはいってもマイナスになっても楽天は一切責任を取ってくれませんので、くれぐれもご注意を。
※ポイント数が0よりマイナスになることはありません。
ポイント0になる時は世界が終わりを迎えた時と考えて下さい。。
・100ポイントずつからしか運用が出来ない。
例えばポイントが10535ポイント残っていて全部運用に回したくても、運用出来るのは10500ポイントです。
端数の35ポイントは運用不可。
楽天証券なら最低100円以上であれば、1円単位で自分の好きな金額を投資可能です。
・自動積立が出来ない
楽天証券でのポイント利用は、自動積立が出来るようになったのですが、楽天ポイント運用は自動積立は出来ません。
・SPU対象ではない
楽天証券では月に500円以上ポイント投資をすると、楽天市場でのお買い物のポイント倍率が1倍上がります。
楽天ポイント運用ではそういった待遇はありません。
ポイント追加のタイミング
投資信託はドルコスト平均法を使うと、より効率が良いパフォーマンスを出すことが出来ます。
大きな金額を一括で追加するよりも、ちょこちょこ気付いた時に追加していくと良いでしょう。
一番良いのはNYダウが下がった時に追加をするとよりパフォーマンスが上がります。
ポイント引き出し時に注意すること
実は「少し増えた!」と思って引き出しをするのは少し危険な場合もあります。
営業日14時までの引き出し受付で、翌営業日22:00以降に通常ポイントへ反映されます。
引き出し時のポイント数は、翌営業日の基準価額をもとに確定します。
そのため、「全て引き出す」を選択した後に、参照する投資信託の基準価額が下落した場合は、実際の引き出しポイント数が受付時に表示されていたポイント数より少なくなります。■例
運用ポイント数が100ポイントある状態で「全て引き出す」を選択した後、価格が下落し、引き出し確定時に運用ポイント数が90ポイントになっていた場合90ポイントが通常ポイントへ反映されます。
つまり、引き出す時点でいくら手元に戻ってくるのか分からないということ。
株式の売却は「売りたい!」と思った時に希望の金額で売ることが出来ます。
しかし投資信託は手放した時の金額ではなく、手放した当日や翌日に計算される基準価格で取引されます。
いくらで売れるのかが分からない「ブランド方式」を取っているのです。
「ブラインド方式」のブラインドとは「目に見えない」という意味。なぜ「ブラインド方式」なのかというと、売る前に値段がわかることで、売る投資家とまだ持っている投資家の間に不公平が生じる可能性があるからです。
1000ポイント運用していて1100ポイントに増えていたとしても、相場が不安定な時に売却した場合は、もしかすると1000ポイントで戻ってくるか、元本割れして戻ってくる可能性もあります。
これを防ぐには、「ある程度寝かせて運用ポイントを増やし」、「今売っても心配がないかも」と思うポイント数になってから引き出すのが効果的でしょう。
一度に引き出しをせずに、少しずつ引き出していくのも効果的です。
もちろん景気が今良いのか悪いのかもチェックしてみて下さい。
Q&A
インスタグラムに頂いた質問をご紹介していきます。
Q.私の運用ポイントは毎日少しずつマイナスになっているのですが、これはどういうことなのでしょうか?(泣)
A.それは株価が不安定な時に起こります。
心配しなくても数カ月経てば、大体は元に戻るのであんまり気にしないようにしましょう。
怖くなって引き出してしまうのはもったいない。
むしろ下がっている今は、ファンドの基準価格が安くなっている「スーパーバーゲンセール中」
少額ずつポイントを追加していくのも手です。
Q.楽天証券の口座を持っている場合は、楽天証券でポイント投資をした方がお得でしょうか?
A.一概には言えません。
特定口座でポイント投資をする場合は、売却した時に利益から税金が引かれてしまうので、一見ポイント運用の方がお得に見えます。
ですが、ポイント運用のアクティブコースとバランスコースは「債券」が入っているファンドの為、攻めより守りのファンドです。
これは、株式100%だと値動きの幅が大きすぎて、ユーザーからクレームが入るからでは?
と個人的に思っています。
「株式100%」のファンドを楽天証券で投資をした方がリターンが大きいので、
「もっと攻めの投資をポイントでしたい!」
という方には楽天証券のポイント投資の方が向いていると思います。
売却時に課税をされますが、その分リターンが大きければ良いですよね!
一番お得なのは、楽天証券の「つみたてNISA口座」
140本位のファンドから自分に合ったファンドを選べるので、攻めのファンドを選んで利益を出して、売却時にも非課税なのでまるまる利益がもらえちゃいます。
何度も言いますが、リターンのある投資程リスクは大きくなりますので、まずは少額から自分のリスク許容度を知りながら少しずつ投資額を大きく出来るように挑戦してみて下さい。
まとめ
証券口座を開かなくてもポイントが運用出来て、かつそのポイントは全世界の株や国債を買っているに等しい。
こうやって考えるとめちゃくちゃ夢があるのと同時に、わくわくしてきませんか?
ポイント運用は、あくまでも投資信託のお試しバージョンみたいな感じなので、楽天ポイント運用に慣れて来たら楽天証券の口座を開設してステップアップをぜひしてみて欲しいです!
実際に楽天証券で口座を開設して、ファンドを購入する時も「楽天ポイント運用で同じ値動きをしている投資信託のファンド」を購入すれば、一度楽天ポイント運用で体験をしているので急な値下がりがあっても心理的に耐えられると思います。
「投資は怖い」という投資アレルギーの方にはぜひ使って欲しいサービスだなと感じました。
しかし、「楽天ポイント運用」っていうサービスの名前が分かりにくすぎるから、もっとわかりやすい名前に変えて欲しいところですね。
今後の運用成績をちょこちょこ公開していこうかなと思っています。
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